前に「動画」と「映像」の違いをマーケティングに絡めてお話しましたが、
実は明確な定義があります。
①コンセプトの違い
動画は動く画像でアニメーションを指して使われていました。
映像は映し出された画像を指しますが、明確な違いは「作者の意図の有無」。
演出など、何らかの作者の意図が反映されたものは映像と言えます。
②一定時間の情報量
「動画」は一定時間における情報量が多く、
「映像」はその逆の傾向にあります。
短い尺の中に訴求したい情報を入れるものが「動画」。
「映像」は情報量を控えめにして、独特の世界観を表現します。
③求められるクオリティ
「動画」は詰め込みたい情報が載っていれば成立するものです。
しかし、「映像」はブランディングに貢献するクオリティが求められるのでプロが手掛けるというニュアンスが強いものになります。
分かり易く説明すると
「動画」は通販のCMや料理の過程を紹介しているような
短い間に情報量が多いもの、
「映像」は映画やドラマのように長尺で、
言葉でなくストーリーや見せ方で視聴者を惹きつけるものと分けれらます。
そのため、企業が会社をアピールするために使う場合も
「商品紹介」「サービス紹介」は動画
「ブランディング」や「プロモーション」は映像と使い分ける
必要があるかも知れません。