【動画の費用対効果とは?】 2021.06.26 動画マーケティング たまに動画は費用対効果が分からないというお話を聞きます。本当にそうでしょうか? 費用対効果というと、例えば1万円の化粧品の広告を打つ場合、10万円の広告宣伝費を払い、100万円売れたとします。この効果は10倍です。素晴らしい結果です。 この結果をもたらすためにはABテスト(どちらが効果が出る画像や文言なのかを判断するテスト)を繰り返します。 A.同じ写真を使い、写真とテキストのみのバナー広告B.同じ写真を使い、文字などを動かした動画の広告 この場合、広告をクリックしてその商品サイトを見た人はどちらが多かったと思いますか? 結果はあまり差が出ませんでした。 理由としては、動画には時間軸があるためです。 静止画の広告では伝えたい情報を一度に伝えるため見た人全員に最低限の情報は届けられますが、動画は時間軸があるため、冒頭だけしか見ずに飛ばしてしまった場合訴求が届かなかったという結果です。 しかし、この調査には実は先があります。 静止画の広告から商品サイトを見て購入した人と動画広告を途中まで見た人、最後まで見た人とは違いが出ています。 50%視聴した人は静止画広告からの流入よりも1.35倍完全視聴した人は1.6倍の人が購入をしているのです。また、90%以上の人は商品に関する動画がある方が、意思決定しやすいという結果もあります。出典:btrax『動画マーケティングの威力が伝わる統計と動画作成5つのポイント』 そのため、もし広告を出す場合、静止画コンテンツなのか動画コンテンツなのかを判断して出す必要があります。 「コストを抑えたい・認知を広げたい」なら静止画、「ブランディングを狙いたい・商品を細部まで届けたい・コンバージョンを大幅に高めたい」なら動画という使い分けが必要です。 動画コンテンツは静止画に比べ、制作費は高いですが、購入をゴールとする場合は効果は1.6倍も違います。 費用対効果を考える場合、どこをゴールとして設定するかで最初の投資部分は変わります。 これから広告の出稿を考える場合はそれぞれの特徴を理解した上で、その効果を最大限引き出す戦略が広告成功のカギになると言えます。 Follow me! Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 【動画の効果ご存知ですか?】 前の記事 【企業や個人がYouTubeをやる意味とは?】 次の記事